カージナルス快勝 ツインズとの開幕3連戦を見事にスイープ
2025.3.31 07:39 Monday
【ツインズ2-9カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間3月31日、カージナルスはツインズとの開幕3連戦の最終戦を迎え、3回までに8点を奪うなど9対2で快勝。悪天候で1時間近い中断があったものの、試合展開に大きな影響はなく、ツインズ3連戦を見事にスイープした。カージナルス先発のアンドレ・パランテが5回4安打2失点で今季初勝利を挙げ、2番手のスティーブン・マッツは4回1安打無失点の好リリーフでメジャー初セーブを記録。ツインズ先発のベイリー・オーバーは3回途中8安打8失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。
開幕から好調のカージナルス打線が今日もツインズ投手陣に襲いかかった。初回にバイロン・バクストンのタイムリーで先制されたものの、2回裏に連打で無死2・3塁のチャンスを作り、ビクター・スコット2世の1号3ランで逆転に成功。3回裏には先頭のブレンダン・ドノバンのヒット、ノーラン・アレナドの二塁打、アレック・バーレソンの2点タイムリー二塁打、ノーラン・ゴーマンのヒット、ペドロ・パヘスの1号3ランと5連打が飛び出し、ツインズ先発のオーバーをノックアウトした。
カージナルス先発のパランテは4回表にウィリー・カストロの1号ソロで2点目を失ったが、試合が雨天中断となるまで5回4安打2失点の力投。試合再開後は2番手のマッツが4イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、7回裏にゴーマンの1号ソロでダメ押しの9点目を奪った。
カージナルスの開幕3連勝は2006年以来19年ぶりで、球団の長い歴史のなかでも17度目である。2006年は球団史上10度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げたシーズン。今オフは目立った補強がなく、今季の前評判もそれほど高くないカージナルスだが、世界一に輝いた2006年以来の開幕3連勝という縁起のいいスタートを切った。