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カブス・鈴木が1号2ラン チームはブルペン崩壊で逆転負け

2025.3.31 08:20 Monday

【カブス6-10ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 日本時間3月31日、カブスはダイヤモンドバックス4連戦の最終戦を迎え、8回表が終了した時点で6対2とリードしていたが、8回裏に大量8失点。ブルペンが崩壊して6対10で逆転負けを喫し、本国開幕の4連戦は2勝2敗で終了した。ダイヤモンドバックス4番手のジャスティン・マルティネスが今季初勝利をマーク。カブス4番手のイーライ・モーガンは二死しか取れず6安打6失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。

 カブスは先発のマシュー・ボイドが5回4安打無失点の好投を披露。打線は2回表にダンズビー・スワンソンの1号ソロで先制すると、6回表には鈴木誠也に待望の今季初アーチとなる1号2ランが飛び出し、3対0とリードを広げた。

 ところが、2番手のネイト・ピアソンが6回裏にアレック・トーマスの犠飛、7回裏にガブリエル・モレノのタイムリーで1点ずつを失い、3対2と1点差に。それでも8回表にカイル・タッカーの2試合連発となる2号3ランで6対2とリードを広げ、勝利を決定づけたかに思われた。

 しかし、8回裏にブルペンが崩壊。3番手のケイレブ・シールバーが2つの四球でピンチを招くと、4番手のモーガンがヘラルド・ペルドモに2点タイムリー二塁打、ルルデス・グリエルJr.に1号2ランを浴び、あっという間に6対6の同点に。さらにジョシュ・ネイラーのタイムリー二塁打で勝ち越され、代打で登場した投手のライン・ネルソンにもタイムリーを浴びた。モーガンはトーマスにタイムリーを浴びたところで降板し、5番手のコリン・レイもコービン・キャロルにタイムリー二塁打を浴びて10点目を献上。この回は一挙8失点というビッグイニングになった。

 9回表のカブスの攻撃はチャンスを作るも無得点に終わり、6対10で試合終了。カブスの鈴木は「2番・DH」でスタメン出場し、センターへのヒット、空振り三振、センター右への1号2ラン、ショートゴロ、四球で4打数2安打2打点1四球だった。開幕6試合を消化して打撃成績は打率.160、OPS.542となっている。


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