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エンゼルスが伏兵の一発で接戦を制す 開幕3連戦に勝ち越し

2025.3.31 08:36 Monday

【エンゼルス3-2ホワイトソックス】@レイト・フィールド

 日本時間3月31日、エンゼルスはホワイトソックスとの開幕3連戦の最終戦を迎え、悪天候により3時間近い中断があったものの、3対2で勝利。伏兵カイレン・パリスの一発が決勝打となり、開幕3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルス3番手のベン・ジョイスが今季初勝利を挙げ、5番手のケンリー・ジャンセンは2セーブ目を記録。ホワイトソックス3番手のキャム・ブーサーは決勝弾を浴び、今季初黒星を喫した。

 エンゼルスは初回にマイク・トラウトのヒットなどで無死満塁の大チャンスを作り、ホルヘ・ソレアの犠飛などで2点を先制。しかし、直後の1回裏にニック・メイトンの1号先頭打者アーチとマット・サイスのタイムリーで2対2の同点に追いつかれた。

 エンゼルス先発のジャック・コハノウィッツは2回以降立ち直り、6回4安打2失点と好投したが、打線もホワイトソックス先発のデービス・マーティンを攻略できず。試合は7回裏途中に雨天中断となった。試合再開後、3番手のジョイスが一死2・3塁のピンチを切り抜けると、8回表先頭のパリスがレフトへの1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。このリードを4番手のブロック・バークと5番手のジャンセンが守り抜き、エンゼルスが接戦をモノにした。

 開幕カードのホワイトソックス3連戦に2勝1敗で勝ち越したエンゼルスは先発陣の頑張りが光った。開幕投手の菊池雄星は6回3失点で敗戦投手となったが、クオリティスタート(QS)を達成。2戦目はホセ・ソリアーノが7回無失点と好投し、今日もコハノウィッツが6回2失点でQSを記録した。昨季121敗のホワイトソックスが相手だったとはいえ、3試合連続QS達成の先発陣はチームにとって光明と言えそうだ。


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