サクラメント初戦はカブス大勝 ケリーがサイクル、鈴木2安打
2025.4.1 14:19 Tuesday
【カブス18-3アスレチックス】@サターヘルス・パーク
日本時間4月1日、アスレチックスが今季から仮の本拠地とするサターヘルス・パークでカブス3連戦がスタート。その初戦はカーソン・ケリーが球団32年ぶりのサイクル安打を達成するなど打線が爆発したカブスが18対3で大勝を収めた。カブス先発のベン・ブラウンが5回6安打3失点で今季初勝利(1敗)を挙げ、3番手のコリン・レイは3イニングを無失点に抑えて今季初セーブを記録。アスレチックス先発のジョーイ・エステスは5回途中9安打6失点で今季初黒星を喫した。
カブスは初回から打線がつながり、鈴木誠也の犠飛、マイケル・ブッシュ(1号2ラン)とダンズビー・スワンソン(2号ソロ)の二者連続アーチで4点を先制。3回裏にジェイコブ・ウィルソンの1号ソロで1点を返されたが、4回表にはケリーの1号ソロで再び4点リードとなった。
4回裏にマックス・マンシーのタイムリー二塁打などで5対3と追い上げられたものの、5回表にケリーとブッシュの2点タイムリーなどで5点を追加。6回表にはタッカーのタイムリー二塁打などで6点を追加し、16対3と大きくリードした。
8回表にはケリーがタイムリー三塁打を放ち、ケリーは1993年のマーク・グレイス以来、球団32年ぶりとなるサイクル安打を達成。9回表には野手登板のジョニー・ペレダ(捕手)からタッカーが3号ソロを放ち、カブスは18対3でアスレチックスを破った。
カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、初回に先制の犠飛を放つなど5打数2安打1打点の活躍。2試合連続のマルチ安打をマークし、今季の打撃成績は打率.200、OPS.632となった。なお、7回裏開始時にDHが解除されたため、鈴木はDHから左翼へ。開幕7試合目にして初めて守備に就いた(3イニングで守備機会なし)。