ベッツ逆転弾でドジャース開幕７連勝　大谷は３試合ぶり安打

2025.4.2 13:44 Wednesday

【ブレーブス１－３ドジャース】＠ドジャー・スタジアム

　日本時間４月２日、ロサンゼルス移転後最長タイとなる開幕６連勝を記録しているドジャースはブレーブス３連戦の２戦目を迎え、３対１で逆転勝利。昨季サイ・ヤング賞のクリス・セールとの対戦だったが、ロサンゼルス移転後の球団新記録となる開幕７連勝を達成した。ドジャース２番手のアンソニー・バンダが２勝目を挙げ、５番手のタナー・スコットは２セーブ目を記録。セールは５回まで無失点に抑えていたが、６回途中４安打３失点で今季初黒星を喫した。

　ドジャースは昨季を全休したダスティン・メイが先発。初回に三者三振と最高の立ち上がりを見せたが、２回表にピンチを招き、遊撃ムーキー・ベッツの悪送球で１点を失った。しかし、３回以降は安定したピッチングを続け、５回81球を投げて被安打１、奪三振６、与四球３、失点１（自責点０）の好投。完全復活をアピールした。

　ドジャース打線は５回までセールに無得点に抑えられていたが、６回裏先頭の大谷翔平がヒットで出塁すると、次打者ベッツがレフトへの３号２ランを放ち、逆転に成功。ウィル・スミスにもタイムリーが飛び出し、この回３得点でリードを奪った。メイ降板後はバンダ、アレックス・ベシア、ブレイク・トライネン、スコットが無失点リレー。３対１で勝利し、ロサンゼルス移転後の球団新記録となる開幕７連勝を達成した。

　ドジャースの大谷は「１番・ＤＨ」でスタメン出場。セカンドゴロ、ショートゴロ、ライトへのヒット、セカンドゴロで４打数１安打だった。３試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.280、OPS.998となっている。