English Español 韓国語

エンゼルス5連勝ならず 菊池6回3失点 ヘレーラ3本塁打

2025.4.3 07:29 Thursday

【エンゼルス5-12カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 日本時間4月3日、4連勝中のエンゼルスは敵地でのカージナルス3連戦の最終戦を迎え、5対12で逆転負け。7回表に逆転満塁弾が飛び出したものの、直後の7回裏に追いつかれ、8回裏には大量7失点と投手陣が崩れた。エンゼルス先発の菊池雄星は6回4安打3失点で降板し、勝敗つかず。カージナルス4番手のジョジョ・ロメロが今季初勝利(1敗)を挙げ、エンゼルス2番手のイアン・アンダーソンは今季初黒星を喫した。

 エンゼルスは初回にマイク・トラウトの1号ソロで先制。菊池は2回裏に3つの四球で満塁のピンチを招くなど、不安定な制球が目立ったが、序盤3イニングを無失点に抑えた。しかし、4回裏先頭のイバン・ヘレーラに1号ソロを浴びて同点に追いつかれ、6回裏にはヘレーラに2号勝ち越し2ランを被弾。開幕戦に続いてクオリティスタートは達成したものの、6回104球を投げて被安打4、奪三振6、与四球5、失点3と不満の残る内容に終わった。

 エンゼルスは7回表に無死満塁の大チャンスを迎え、ローガン・オホッピーの2号グランドスラムで5対3と逆転に成功。この時点で菊池には勝利投手の権利が発生した。しかし、2番手のアンダーソンが踏ん張れず、7回裏無死1・2塁からウィルソン・コントレラスにタイムリー二塁打を浴び、遊撃ニッキー・ロペスの悪送球も絡んで5対5の同点に。菊池の今季初勝利は次回登板以降に持ち越しとなった。

 さらに8回裏にはアンダーソンが無死満塁のピンチを招き、3番手のブロック・バークが二者連続の押し出し四球で勝ち越し点を献上。さらにノーラン・アレナドに2点タイムリー、ヘレーラに3号2ランを浴び、この回一挙7失点となった。9回表のエンゼルスの攻撃は三者凡退に終わり、5対12で試合終了。なお、カージナルスのヘレーラは捕手では球団初となる1試合3本塁打を達成し、1人で6打点を叩き出す大活躍を見せた。


spotvnow