クローシェ快投でＲソックス勝利　デバース待望の今季初安打

2025.4.3 10:26 Thursday

【レッドソックス３－０オリオールズ】＠オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

　日本時間４月３日、レッドソックスは敵地でのオリオールズ３連戦の２戦目を迎え、３対０で勝利。エース左腕のギャレット・クローシェ、主砲ラファエル・デバースと投打の主力がしっかり役割を果たした結果の快勝だった。クローシェは８回102球を投げて被安打４、奪三振８、与四球１、無失点の快投で今季初勝利をマーク。レッドソックス２番手のアロルディス・チャップマンが今季初セーブを挙げ、オリオールズ先発のザック・エフリンは６回８安打３失点で今季初黒星（１勝）を喫した。

　レッドソックスは２回表一死からトレバー・ストーリーの１号ソロで先制。クローシェの無失点ピッチングが続くなか、５回表一死２塁からセダン・ラファエラがタイムリーを放ち、リードを広げた。さらに二死２塁の場面で開幕から21打数ノーヒットの主砲デバースが打席に入り、待望の今季初安打となるライトへのタイムリー二塁打。この一打でレッドソックスが３対０とリードを奪った。

　クローシェは５回裏から７回裏まで打者９人をパーフェクトに抑える好投を披露。８回裏先頭のラモン・ウリアスにヒットを許したが、ホルヘ・マテオをセンターライナー、セドリック・マリンズをサードゴロ併殺打に仕留め、見事に８イニングを投げ抜いた。

　９回表一死満塁のチャンスで追加点を奪うことはできなかったが、３点リードの最終回はクローザーのチャップマンがマウンドへ。一死から四球を与えたものの、タイラー・オニールを見逃し三振、ライアン・マウントキャッスルをセカンドゴロに仕留め、４安打完封リレーで勝利を収めた。なお、今季初安打が生まれたデバースは「２番・ＤＨ」で４打数２安打１打点を記録している。