これぞエース! フィリーズ・ウィーラーが10Kで今季初勝利
2025.4.3 10:39 Thursday
【ロッキーズ1-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間4月3日、フィリーズはロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、投打が噛み合って5対1で勝利。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは7回105球を投げて25個の空振りを奪い、被安打3、奪三振10、無四球、失点1の快投で今季初勝利をマーク。ロッキーズ先発のカイル・フリーランドは7回途中まで9安打3失点と粘り強く投げたが、今季初黒星を喫した。
フィリーズはエースのウィーラーが立ち上がりから安定したピッチングを披露。ウィーラーを援護したいフィリーズ打線は4回裏先頭のアレック・ボームがヒットで出塁すると、次打者カイル・シュワーバーがレフトへのタイムリー二塁打を放ち、1点を先制した。その後、一死3塁となり、J・T・リアルミュートの内野ゴロの間に2点目をゲット。援護を受けたウィーラーは6回まで無失点ピッチングを続けた。
7回表、ウィーラーは先頭のライアン・マクマーンを空振り三振に仕留めたあと、ハンター・グッドマンに内角高めのシンカーを弾き返され、2号ソロを被弾。しかし、気落ちすることなくクリス・ブライアントを見逃し三振、マイケル・トーリアを空振り三振に仕留め、見事に2ケタ奪三振を達成した。
エースのピッチングに応えるかのように、フィリーズ打線は7回裏一死3塁からトレイ・ターナーのタイムリーで貴重な追加点。8回裏には一死満塁のチャンスが到来し、エドムンド・ソーサのタイムリー二塁打で2点を追加してダメ押しした。同地区ライバルのブレーブスが開幕6連敗と苦しむなか、フィリーズは4勝1敗の好スタートを切っている。