ドジャースの捕手フェデュシアがメジャー昇格 負傷フリーマンの代役
2025.4.5 03:31 Saturday
日本時間4月5日、主砲フレディー・フリーマンを右足首の故障で失ったドジャースが、代役としてハンター・フェデュシアを昇格させた。
ドジャースの一塁手フリーマンは4日に故障者リストに入った。フリーマンは本土開幕のタイガース3連戦から右足首の状態に不安を抱えており、直近のブレーブスとの3連戦を全て欠場。出場3試合で2本塁打と、故障を抱えているとは思えない打棒を披露していたが、ドジャースは35歳の主砲に無理をさせず、故障者リスト入りを決断した。
代役として昇格したのは、27歳の捕手フェデュシアだった。フェデュシアはマイナーで好成績を残し続け、昨季メジャーデビュー。今季は東京シリーズの遠征メンバーに抜擢され、AAAでも5試合で打率.357、OPS1.169と好調を維持していた。ドジャースの40人枠内の野手はフェデュシアの他に、ジェームズ・アウトマン、金慧成(キム・ヘソン)、そしてアスレチックスから獲得したばかりのエステウリー・ルイーズの3人のみ。捕手としてロースターに柔軟性をもたらせるフェデュシアが抜擢されたようだ。
フリーマンの代役として、直近3試合ではキケ・ヘルナンデスが一塁のスタメンを務めている。ただ、捕手であるフェデュシアの昇格によって、正捕手ウィル・スミスを一塁に回し、控えのオースティン・バーンズを捕手起用する可能性もあるだろう。スミスの捕手守備の負担を軽減しながら、一塁で定評ある打力を活かし、捕手にはフレーミングとインサイドワークに長けるバーンズを起用する。こういったプランが第3捕手フェデュシアの存在によって可能になる。