タイガースが本拠地開幕戦に大勝 前田健太は1回3失点
2025.4.5 05:14 Saturday
【ホワイトソックス4-7タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間4月5日、タイガースが本拠地開幕戦でホワイトソックス相手に大勝を収めた。タイガースはケリー・カーペンターがマルチ本塁打を記録して打線を牽引すると、先発のジャック・フラハティも5.2回1失点と好投して今季初勝利。前田健太も8回から登板して1回3失点という内容だった。ホワイトソックスは先発のジョナサン・キャノンが3.2回3失点で負け投手となっている。
タイガースは初回、2番ケリー・カーペンターが今季1号ソロを放って先制。同点に追いつかれたが、3回に6番ザック・マッキンストリーのタイムリーなどで勝ち越し、さらに4回にもカーペンターの今日2本目の本塁打などでリードを広げた。
投げては先発のジャック・フラハティが5.2回1失点の好投。わずか3安打、2四球しか許さず、7つの三振を奪った。タイガースはそこから2番手タイラー・ホルトンへ繋ぎ、リードが広がった8回には前田健太を投入した。
前田は先頭に安打を許し、一死からも四球を与えた。しかし、ホワイトソックスの3番アンドリュー・ベニンテンディを三振、4番アンドリュー・ボーンをショートゴロに打ち取り、チャンスの芽を摘んだ。前田は9回にも続投したが、先頭から3連打を浴びて失点。9回は一死も取れずに降板した。
タイガースは前田が招いたピンチに4番手ウィル・ベストを投入し、そのままホワイトソックスを振り切った。試合前には全チームが2勝4敗で並んでいたナ・リーグ中地区だが、タイガースがひと足早くその均衡を抜け出した。