ブリュワーズが4連勝で借金完済 レッズはあわや4戦連続完封負け
2025.4.5 11:41 Saturday
【レッズ2-3ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間4月5日、ブリュワーズがレッズに3対2で勝利して連勝を4に伸ばし、開幕4連敗で作った借金を完済した。ブリュワーズ投手陣は7回まであわやノーヒットノーランの好投。さらに打線も2回のギャレット・ミッチェルのタイムリー、5回のブライス・トゥラングの2ラン本塁打で援護した。一方のレッズは投手陣こそ健闘したが、今日も打線が不発。連敗が4に伸びている。
ブリュワーズの先発は昨日発表されたばかりのタイラー・アレクサンダー。これまでのキャリアの大半をスイングマンとして過ごし、先発ローテに故障者続出のブリュワーズの先発に急遽抜擢された。しかし、アレクサンダーは予想を裏切る好投。5.2回を投げて6三振無失点、そして1本の安打も許さなかった。
レッズ打線は7回に2本の単打を放ち、ノーヒットノーランの屈辱は免れた。さらに8回には2得点し、4戦連続の完封負けを回避。連続無得点記録も35イニングでストップさせたが、勝利には届かなかった。レッズ投手陣はこの4戦で6失点しか許しておらず、今日も先発のニック・マルティネス以下、ブルペンが奮闘。素晴らしいパフォーマンスを見せているが、援護がなくては勝利に結びつかない。
ブリュワーズ投手陣は、開幕シリーズでヤンキース打線に痛打されてから、V字復活を果たしている。開幕最初の4戦では1試合平均でおよそ12失点を許していたが、直近4戦ではわずか4失点。先発ローテに故障者が続出し、1番手フレディー・ペラルタと2番手ネスター・コルテス以外の面々は開幕2週目にして全員が入れ替わった。しかし、ブルペンから抜擢されたアレクサンダーやエルビン・ロドリゲスが健闘しているのが象徴的なように、強力ブルペンが相変わらずチームを牽引している。