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アスレチックスが逆転勝利 ロッキーズはトリプルプレー成立で見せ場

2025.4.6 12:16 Sunday

【アスレチックス7-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間4月6日、アスレチックスの新人ジェイコブ・ウィルソンが連日の大仕事を果たし、ロッキーズに連勝を飾った。アスレチックスは6回、1点ビハインドの無死2・3塁でウィルソンがタイムリー二塁打を放ち、逆転に成功。その後もブレント・ルーカーらの本塁打で追加点を奪い、先発JP・シアーズの粘投に報い、今季初勝利をプレゼントした。ロッキーズは先発のヘルマン・マルケスが故障から復帰して2年ぶりにクアーズ・フィールドで登板。今季初のトリプルプレーを成立させるなど見せ場を作ったが、及ばなかった。

 2回、ロッキーズは8番ショーン・ブシャードの1号2ランで先制。さらに3回にも無死満塁のチャンスを作ったが、ここはアスレチックス先発のJP・シアーズがダブルプレー時の1失点のみで凌いだ。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスも6四球5安打を浴びながら、2回にトリプルプレーを奪うなど、決定打を許さなかった。

 しかし6回、先頭から2四球を与えてピンチを招くと、5番タイラー・ソダーストロムにタイムリー二塁打を浴びてここでマルケスは降板。2番手ジミー・ハーゲットは続く6番ジェイコブ・ウィルソンにもタイムリー二塁打を許し、試合は瞬時にひっくり返された。ウィルソンは前日のロッキーズ戦でも延長で決勝打を放ち、今日も決勝点の逆転タイムリー。新人が連日で大仕事を果たした。アスレチックスはその後もロッキーズブルペンを攻め続け、7回には2番ブレント・ルーカーが4号ソロ、4番シェイ・ランゲリアーズが3号2ランで追加点をもたらした。

 援護を受けたアスレチックス先発のシアーズは6.1回まで投げ抜き、3失点でクオリティスタートをマーク。その後はジャスティン・スターナー、タイラー・ファーガソン、そして最後は守護神のメイソン・ミラーへと繋ぎ、アスレチックスは7対4で勝利。こけら落としとなったサクラメントでのカブスの3連戦ではスイープを喫したが、敵地コロラドですかさず連勝し、借金を1に減らした。


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