レンジャーズがア・リーグ最高勝率に ラングフォード勝ち越し弾で勝利
2025.4.6 12:41 Sunday
【レイズ4-6レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間4月6日、レンジャーズがワイアット・ラングフォードの値千金の勝ち越し弾でレイズを下し、ア・リーグ最速で7勝目をマーク。2023年の王者がリベンジへ向け、快調な出だしを見せている。レンジャーズは初回の4得点のリードを、先発のジェイコブ・デグロムが6回に3失点を喫して追いつかれた。しかし、7回裏にラングフォードが2ラン本塁打を放って勝ち越し。そのまま6対4で逃げ切った。
レンジャーズは初回、1番マーカス・セミエンの先頭打者本塁打で先制。さらに6番ジェイク・バーガーも2号3ランを放ち、レイズ先発のタジ・ブラッドリーの立ち上がりを挫いた。しかし3回、レイズは2番ブランドン・ラウがデグロムにとって今季初失点となるソロ本塁打。ラウはこれでレイズ通算129本塁打となり、球団の歴代本塁打ランキングで史上3位になった。
しかし6回、デグロムが崩れる。一死2塁から4番ジョナサン・アランダに2ラン本塁打を浴びると、デグロムからピンチを引き継いだ2番手ジェイコブ・ウェブが7番カーティス・ミードにタイムリー二塁打を献上。一気に4対4の同点に追いつかれてしまう。
そしてレンジャーズ打線が上位に差し掛かる7回、レイズは剛腕メイソン・モンゴメリーをマウンドに送る。先頭の9番ケビン・ピラーが安打を放つも、続く1番セミエンと2番コリー・シーガーは連続三振。二死となってから3番ラングフォードが99.7マイル(約160キロ)の低めの4シームを捉え、レフトスタンドに勝ち越し2ラン本塁打。23歳の頼れる主砲の一打でレンジャーズはリードを手にし、そのまま2点差でレイズを退けた。
レンジャーズは4連勝を飾り、ア・リーグ最速で7勝目に到達。ヤンキースを超えて、ア・リーグ最高勝率の.778を記録している。