ドジャースが今季初のカード負け越し 大谷4打数ノーヒット
2025.4.7 06:33 Monday
【ドジャース7-8フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間4月7日、ドジャースは敵地でのフィリーズ3連戦の最終戦を迎え、7回表に3点を奪って逆転したものの、その直後に2失点。7対8で逆転負けを喫し、今季初のカード負け越し(1勝2敗)となった。フィリーズ4番手のオライオン・カークリングに今季初勝利が記録され、6番手のホセ・アルバラードは2セーブ目をマーク。ドジャース5番手のブレイク・トライネンは1回2安打2失点と踏ん張れず、今季初黒星を喫した。
ドジャースは初回にテオスカー・ヘルナンデスの3号2ランで先制。しかし、先発のタイラー・グラスナウの制球が定まらず、3回裏に三者連続四球で無死満塁の大ピンチを招くと、ブライス・ハーパーのタイムリーと暴投で追いつかれ、マックス・ケプラーに対してこの回4つ目の四球を与えたところで降板した。2番手のアレックス・ベシアはニック・カステヤノスに2号グランドスラムを被弾。2対6とフィリーズにリードを許す展開となった。
しかし、ドジャース打線が意地を見せ、4回表にテオスカーの4号ソロ、5回表にテオスカーのタイムリー二塁打で1点ずつを返すと、7回表にはムーキー・ベッツのタイムリー二塁打とテオスカーの犠飛で同点に。さらにウィル・スミスにもタイムリー二塁打が飛び出し、7対6とリードした。ところが、その裏にブライソン・ストットのタイムリーで追いつかれ、一死1・3塁からエドムンド・ソーサの内野ゴロの間に勝ち越し点を献上。これが決勝点となり、7対8で敗れた。
ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場したが、第1打席から3打席連続で空振り三振。7回表の第4打席は四球を選び、チームの逆転につなげたが、9回表の先頭打者として迎えた第5打席はファーストゴロに倒れた。今季もシチズンズバンク・パークでの初本塁打を放つことはできず、4打数0安打1四球3三振で打率.268、OPS.912となっている。