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ロッキーズの有望株ドーランダーがメジャー初登板で勝利投手

2025.4.7 07:27 Monday

【アスレチックス5-12ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間4月7日、ロッキーズはアスレチックス3連戦の最終戦を迎え、打線が14安打を放つなど12対5で勝利。3連戦のスイープ負けを回避し、連敗を6でストップした。ロッキーズの有望株チェイス・ドーランダーはメジャー初登板初先発で5回6奪三振4失点と力投し、メジャー初勝利をマーク。ロッキーズ4番手のビクター・ボドニックが今季初セーブを挙げ、アスレチックス先発のジョーイ・エステスは3回6安打6失点で2敗目を喫した。

 現在23歳のドーランダーは2023年ドラフト1巡目(全体9位)指名でプロ入りした有望株。将来のエース候補として大きな期待を背負う逸材である。その有望株が早くもメジャー初登板初先発のマウンドに立ち、初回にタイラー・ソダーストロムの4号2ランで先制点を献上したものの、今季ここまで無三振だった巧打者ジェイコブ・ウィルソンから97.3マイルの4シームでメジャー初三振を奪った。

 ドーランダーを援護したいロッキーズ打線は1回裏にブレントン・ドイルの1号先頭打者アーチなどで同点とし、2回裏にはドイルとエゼキエル・トーバーの連続タイムリー二塁打で3点を勝ち越し。ドーランダーは4回表に1点を失い、5回表にはローレンス・バトラーに1号ソロを浴びたが、5回79球を投げて被安打7、奪三振6、与四球1、失点4と力投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 ロッキーズは7対4とリードして迎えた8回裏にドイル、トーバー、ハンター・グッドマンのタイムリーで5点を追加してダメ押し。9回表にバトラーのタイムリーで1点を返されたが、12対5でアスレチックスを破り、ドーランダーにはメジャー初勝利が記録された。14安打12得点のロッキーズ打線では1・2番コンビが躍動。1番ドイルは今季初アーチを含む3安打4打点、2番トーバーも4安打3打点の大活躍だった。


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