ドジャース・スネルが左肩の炎症で15日間の故障者リスト入り
2025.4.7 08:00 Monday
日本時間4月7日、ドジャースは左腕ブレイク・スネルを「左肩の炎症」を理由に15日間の故障者リストに登録したことを発表した。これに伴い、右腕マット・サウアーをマイナーAAA級オクラホマシティから昇格させている。デーブ・ロバーツ監督によると、スネルはブルペンでの投球練習を行った際に左肩に痛みを感じたようだ。スネルの故障者リスト入りは登板翌日の日本時間4月4日にさかのぼって適用されており、スケジュール上では少なくとも2度の先発を回避することになる。
ロバーツ監督は「ブルペンでの投球練習を完了できなかったということは、彼の腕に何かが起こっているということを物語っているようなものだと思う」とコメント。スネル自身は日本時間4月7日、メディアの取材に応じなかった。
5年1億8200万ドルの大型契約で加入したスネルは今季ここまで2試合に先発し、1勝0敗、防御率2.00を記録。ただし、9イニングで4つしか三振を奪えていない一方で8つの四球を与え、被打率.270、WHIP2.00と投球内容は今一つだった。あす日本時間4月8日から始まるナショナルズ3連戦の2戦目に先発する予定だったが、ドジャースは代役を見つけなければならないことに。3連戦の3戦目の先発投手も未定であり、米公式サイト「MLB.com」でドジャースを担当するソニア・チェン記者は「1試合はブルペンゲーム、もう1試合はスポットスターターが先発することになるだろう」と予想している。
ロバーツ監督はスネルの離脱について「予想外だったよ」とコメント。故障の予兆がなく、次回の登板予定もすでに決まっていた状況だっただけに、ここから先発ローテーションの修正を強いられることになる。それでも指揮官は「ある日に調子が良くても、翌日にはおかしくなってしまうこともある。それはメジャーリーグのシーズンというマラソンの一部だ」と受け止め、動じない姿勢を示した。