ＲソックスがＷヘッダー初戦を制す　デバースは今季初アーチ

2025.4.7 09:20 Monday

ダブルヘッダー第１試合【カージナルス４－５ｘレッドソックス】延長10回＠フェンウェイ・パーク

　日本時間４月７日、レッドソックスはカージナルスとのダブルヘッダーを戦い、初戦は９回裏に２点差を追いつくと、10回裏にウィルヤー・アブレイユのタイムリーでサヨナラ勝ち。連勝を４に伸ばし、ダブルヘッダー第２試合を残してカージナルス３連戦の勝ち越しが決まった。レッドソックス６番手のアロルディス・チャップマンが１イニングを無失点に抑えて２勝目をマーク。カージナルス６番手のライアン・フェルナンデスは今季初黒星を喫した。

　序盤から両軍ともチャンスを作りながらも先制点を奪えない状況が続くなか、レッドソックスは４回表にメイソン・ウィンのタイムリーで先制を許したものの、４回裏二死２塁のチャンスでデービッド・ハミルトンがタイムリーを放ち、１対１の同点に。５回裏には主砲ラファエル・デバースに待望の今季初アーチとなる１号ソロが飛び出し、２対１とリードを奪った。

　６回表にペドロ・パヘスのタイムリー二塁打で追いつかれ、８回表には再びパヘスにタイムリー二塁打を許して２点を勝ち越されたが、９回裏にカージナルスの守護神ライアン・ヘルズリーを攻略し、ロミー・ゴンザレスのタイムリー二塁打とデバースの押し出し四球で４対４の同点に。ヘルズリーは与四球４と制球を乱し、今季初のセーブ失敗となった。

　試合は同点のまま延長タイブレークに突入し、レッドソックスは10回表に登板したチャップマンが一死１・２塁のピンチを作ったものの、ラーズ・ヌートバーとパヘスを抑えて無失点。すると、10回裏一死１・２塁からアブレイユがレフトへのタイムリーを放ち、５対４でサヨナラ勝ち。今季ここまで打率.522と絶好調のアブレイユは打撃好調の秘訣について「実力以上のことをしようとしないこと。いい球を待つことだけに集中していたから決勝打を打つことができた」と語った。