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低迷するブレーブスに朗報 正捕手マーフィーがILから復帰

2025.4.7 17:58 Monday

 開幕7連敗を喫するなど、ここまでメジャーワーストの1勝8敗と苦戦が続いているブレーブス。スペンサー・ストライダー、ロナルド・アクーニャJr.という投打の主軸の早期復帰が待たれるが、まずは正捕手が戦列に戻ってきた。日本時間4月7日、ブレーブスは左肋骨にひびが入って故障者リスト入りしていたショーン・マーフィーが戦列復帰。有望株ドレイク・ボールドウィンが控え捕手としてメジャーに残り、控え捕手のチャドウィック・トロンプのDFAが発表された。

 現在30歳のマーフィーは今季が6年契約の3年目。アスレチックス時代の2021年にゴールドグラブ賞を受賞し、ブレーブス移籍1年目の2023年にはオールスター・ゲーム選出を果たした実力者だが、昨季は故障もあって自己ワーストの成績に終わり、今季はオープン戦で死球を受けた影響で出遅れていた。マイナーでは3試合に出場し、本塁打を放つなどまずまずの仕上がり。正捕手の復帰とともに、メジャー屈指の常勝軍団が息を吹き返すか注目される。

 マーフィーの離脱に伴って開幕からメジャーのロースターに抜擢されていた24歳のボールドウィンは、今後もメジャーの一員としてプレーすることが決まった。マイナーでレギュラーとして実戦経験を積ませる選択肢もあったが、ブレーブスはたとえ控えであってもボールドウィンをメジャーのロースターに入れておくほうが得策と判断したようだ。ボールドウィンは開幕からレギュラーに近い形で起用されており、ここまで7試合に出場。今後は2番手捕手を務めつつ、マーフィーから様々なことを学ぶことになりそうだ。

 ブレーブスがマーフィーとボールドウィンの体制で戦うことを選択したことにより、30歳のトロンプはDFAとなった。ここ数年はマーフィーとトラビス・ダーノー(現エンゼルス)に次ぐ3番手捕手という扱いだったが、今季はマーフィーの離脱もあり、2番手捕手として開幕。しかし、ここまで2試合の出場にとどまっており、マーフィーに次ぐ2番手捕手の座を有望株ボールドウィンに奪われる形となった。


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