元アストロズのブレグマンとタッカーが今季2週目の週間MVP
2025.4.8 06:25 Tuesday
日本時間4月8日、2025年シーズン第2週の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアレックス・ブレグマン(レッドソックス)、ナショナル・リーグはカイル・タッカー(カブス)が選出された。昨季までアストロズの主力選手として活躍していた2人の受賞となり、ブレグマンは2018年7月、2022年4月、2024年8月に続いて自身4度目の週間MVP。一方、タッカーは自身初の週間MVP選出となった。
昨季までアストロズの同僚としてプレーしていた2人の強打者がともに新天地で強打を発揮し、今季2週目の週間MVPに選ばれた。レッドソックスからの選出は昨年7月のタイラー・オニール(現オリオールズ)以来、カブスからの選出は昨年9月のマイケル・ブッシュ以来である。
現在31歳のブレグマンは6試合に出場して打率.407(27打数11安打)、5二塁打、2本塁打、10打点、OPS1.263の好成績をマーク。安打と長打(7)で期間中メジャー1位の数字を記録し、OPSはリーグ5位、打率は同6位にランクインした。日本時間4月4日のオリオールズ戦で移籍後初アーチを放つと、日本時間4月7日に行われたカージナルスとのダブルヘッダー第2試合では2号3ランを含む5打数4安打6打点の活躍。今季ここまで10試合に出場し、打率.341、2本塁打、10打点、OPS.974と大型契約の期待に応える働きを見せている。
現在28歳のタッカーは6試合に出場して打率.391(23打数9安打)、3二塁打、3本塁打、8打点、OPS1.461の好成績をマーク。得点(11)で期間中メジャー1位、OPSも同2位の数字を記録し、その他の各部門でもリーグ上位に名を連ねた。日本時間3月31日と4月1日のアスレチックス戦で本塁打を放ち、前のカードから通算して自身初となる4試合連続アーチを達成。また、日本時間4月7日のパドレス戦でも5号2ランを含む4打数2安打3打点の活躍を見せた。FAを控える重要なシーズンだが、ここまで12試合に出場して打率.319、5本塁打、15打点、OPS1.203と好スタートを切っている。