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昨季王者のドジャースがホワイトハウス訪問 WS制覇を祝福

2025.4.8 06:57 Tuesday

 日本時間4月8日、ドジャースはホワイトハウスを訪問し、昨年のワールドシリーズ制覇を祝った。ドジャースのワールドシリーズ制覇は2020年以来4年ぶり、直近5シーズンで2度目である。1998~2000年に3連覇したヤンキースを最後に、ワールドシリーズを連覇したチームは現れていないが、今季のドジャースは21世紀初となるワールドシリーズ連覇を達成するために、積極的な補強を敢行。タイトル防衛に強い意欲を示している。

 ドナルド・トランプ大統領はワールドシリーズ制覇のトロフィーを掲げながら「今季の素晴らしいスタートを見れば、またここに戻ってくることができるだろう。来年もあなたたちがここに戻ってくることを期待している」とコメント。強い個性を持つトランプ大統領の目にもドジャースの強さはしっかりと伝わっているようだ。

 チームの最古参であるクレイトン・カーショウが代表でスピーチを行い、背番号「47」のドジャースのユニフォームをトランプ大統領に贈呈。「選手やスタッフ、チームの1人ひとりが昨季示した無私無欲と謙虚さは本当に感動的だった。選手は常に故障を抱えながらプレーし、ポジションを入れ替えながら、チームのことを最優先に考えて戦った」とレジェンド左腕は昨季のチームの戦いぶりを振り返った。

 レッドソックス時代の2018年にワールドシリーズを制覇したあと、トランプ政権下のホワイトハウス訪問に参加しなかったムーキー・ベッツだが、今回は参加。デーブ・ロバーツ監督も「トランプ政権下では参加しない」と示唆したことがあったものの、選手たちとともに参加した。こうしたところからもドジャースがチーム一丸となっている様子がうかがえる。

 日本人選手では大谷翔平と山本由伸も今回のホワイトハウス訪問に参加。トランプ大統領は大谷の「50-50」達成のほか、ベッツ、フレディ・フリーマン、トミー・エドマン、キケ・ヘルナンデス、ブレイク・トライネンといったポストシーズンのヒーローたちを称賛し、昨季のドジャースの戦いぶりを称えていた。


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