メッツ５連勝 千賀は５回無失点の力投で今季初勝利をマーク
2025.4.8 11:45 Tuesday
【マーリンズ０－２メッツ】＠シティ・フィールド
日本時間４月８日、４連勝中のメッツは本拠地でマーリンズとの３連戦がスタート。その初戦は千賀滉大が５回無失点の力投を見せるなど、４人の投手が合計７安打を浴びながらも無失点リレーを展開し、２対０で勝利して連勝を５に伸ばした。千賀は今季初勝利（１敗、防御率1.80）をマークし、メッツ４番手のライン・スタネックが今季初セーブを記録。マーリンズ先発のバレンテ・ベローゾは４回途中５安打１失点で今季初黒星を喫した。
メッツは３回裏先頭のフランシスコ・リンドーアがヒットで出塁し、次打者フアン・ソトのタイムリー二塁打で先制。その後、１点差の接戦が続いたが、８回裏に代走のホセ・シリの盗塁で一死２塁のチャンスを作り、タイロン・テイラーのタイムリーで貴重な追加点を奪った。２点リードの最終回は４番手のスタネックが締め、２対０で勝利。メジャートップのチーム防御率を誇る投手陣がマーリンズ打線を７安打無得点に封じた。
今季２度目の登板となったメッツの千賀は新人捕手のヘイデン・センガーとバッテリーを組み、１回表無死１・２塁のピンチを脱出。武器のフォークで思うように空振りが取れないなか、苦しいピッチングが続いたが、それでもスコアボードに「０」を並べていった。最終的には５回77球を投げて被安打５、奪三振４、与四球２、無失点の力投。リリーフ陣の好投にも助けられ、今季初勝利を手にした。
また、メッツのリンドーアは４打数３安打を記録し、通算1500安打に到達。現役選手では24人目の快挙となった。メッツと10年契約を結んでいるリンドーアだが、今後どこまで数字を積み重ねていくか注目だ。
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