スクーバルが今季初勝利 ヤンキース相手に6回無失点の好投
2025.4.9 08:42 Wednesday
【ヤンキース0-5タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間4月9日、4連勝中のタイガースはヤンキース3連戦の2戦目を迎え、5対0で快勝。連勝を5に伸ばし、あすの最終戦を残してヤンキース3連戦の勝ち越しを決めた。タイガース先発のタリック・スクーバルが6回4安打無失点の好投で今季初勝利(2敗)を挙げ、2番手のブラント・ハーターは3回2安打無失点で2セーブ目を記録。ヤンキース先発のカルロス・カラスコは3本塁打を浴び、5回途中6安打4失点で今季初黒星(1勝)を喫した。
スクーバルは初回先頭からの連打で無死1・2塁のピンチを招いたが、アーロン・ジャッジを空振り三振に仕留めるなど後続3人を抑えて無失点。2回表は三者凡退に抑え、タイガース打線は2回裏無死1・3塁のチャンスからザック・マキンストリーの犠飛で1点を先制した。
スクーバルの好投が続くなか、4回裏にはタイガース打線が一発攻勢。先頭のスペンサー・トーケルソンが3号ソロを放つと、一死後にはマキンストリーの1号ソロ、ディロン・ディングラーの2号ソロと二者連続アーチが飛び出し、4対0とリードを広げた。
5回裏にはヤンキース2番手のライアン・ヤーブローからケリー・カーペンターが4号ソロを放ち、さらに1点を追加。スクーバルは6回表二死1・2塁のピンチを抑え、87球で被安打4、奪三振6、無四球、無失点という内容で6イニングを投げ抜いた。
終盤3イニングは2番手のハーターが無失点に抑え、タイガースは5対0で快勝。5連勝となり、ア・リーグ中地区首位の座をキープしている。