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オリオールズはバーンズに4年1億8000万ドルをオファーか

2025.4.9 13:11 Wednesday

 コービン・バーンズとの再契約に失敗し、今季は絶対的エースが不在の状況での戦いを強いられているオリオールズ。しかし、オリオールズはバーンズの引き留めを最初から諦めていたわけではなく、常に代理人のスコット・ボラス氏と連絡を取り合っていたようだ。最終的に家族を優先してダイヤモンドバックスと6年2億1000万ドルで契約したバーンズだが、オリオールズはエース引き留めのために4年1億8000万ドルのオファーを提示していたことが明らかになった。

 バーンズはオリオールズからのオファーについて「残留するための年数や金額に必ずしも達していたとは思わない。もしダイヤモンドバックスからのオファーがなかったとして、オリオールズに残っていたかどうかはわからない。仮定の話をしても仕方ないけどね」とコメント。バーンズによると、オリオールズとの交渉はダイヤモンドバックス移籍が決まる数日前まで続いていたという。しかし、バーンズ自身はオリオールズからのオファーに満足していなかったようだ。

 年平均額で比較すると、ダイヤモンドバックスが3500万ドルであるのに対し、オリオールズは4500万ドルを提示している。やはり4年契約という期間の短さがバーンズにとってネックとなったのだろう。なぜオリオールズは4年契約に固執したのか。バーンズは「その理由はわからない。彼らは長期間にわたって競争力を維持できる若いチームを持っているのだから、なぜ4年契約だったのは本当にわからないんだ」と困惑した様子で話した。

 とはいえ、バーンズがオリオールズに対して悪い印象を持っているわけではなく、「昨年あのメンバーと過ごした1年は最高だった」と2024年シーズンを振り返っている。「ポストシーズンで勝ち進めなかったことはもちろん悔しい。でも彼らは今でもいいチームだし、彼らの幸運を願っているよ」と元同僚たちへの思いを語った。なお、オリオールズのブランドン・ハイド監督も「彼(バーンズ)との関係は良好だよ」と話している。


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