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エンゼルス連勝ストップ 菊池は6回6安打4失点で負け投手

2025.4.10 10:47 Thursday

【エンゼルス4-5レイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド

 日本時間4月10日、3連勝中のエンゼルスは敵地でのレイズ3連戦の2戦目を迎え、打線が4本塁打を放つ一発攻勢を見せたものの、4対5で惜敗。連勝が3でストップし、このカードの対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。レイズ先発のライアン・ペピオが5回6安打3失点で今季初勝利(1敗)を挙げ、5番手のピート・フェアバンクスは2セーブ目を記録。エンゼルス先発の菊池雄星は6回6安打4失点で2敗目(0勝、防御率5.00)を喫した。

 エンゼルスは1回表一死満塁のチャンスを生かせず無得点。すると、1回裏に菊池が二死満塁のピンチを招き、ホセ・カバイェロにライトへの1号グランドスラムを浴びた。その後、2回表にカイレン・パリスが4号ソロ、4回表にテイラー・ウォードが1号ソロ、5回表にホルヘ・ソレアが3号ソロを放ち、3対4と1点差に。菊池は6回裏一死1・2塁のピンチを切り抜け、104球で6イニングを投げ抜いた。

 追いつきたいエンゼルスだったが、2番手のリード・デトマーズが7回裏にヤンディ・ディアスに1号ソロを浴び、3対5と2点ビハインドに。8回表にパリスが5号ソロを放ち、自身初のマルチ本塁打をマークしたが、あと1点届かず、4対5で惜敗となった。

 なお、レイズが今季仮の本拠地として使用するジョージ・M・スタインブレナー・フィールドは、ヤンキー・スタジアムと同様に右翼方向が狭い形状となっている。そのため、菊池が打たれたカバイェロの満塁弾も、デトマーズが打たれたディアスのソロ本塁打も、全30球場中この球場でしかスタンドインしない打球だった。勝負事に「たられば」は禁物だが、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでなければ、試合結果は違っていたかもしれない。


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