フィリーズが熱戦を制す ハーパー逆転弾、ターナー決勝ソロ
2025.4.10 11:35 Thursday
【フィリーズ4-3ブレーブス】@トゥルイスト・パーク
日本時間4月10日、フィリーズはブレーブスとの同地区対決3連戦の2戦目を迎え、同点で迎えた9回表にトレイ・ターナーが1号ソロを放って4対3で勝利。ナ・リーグ東地区のライバル対決3連戦は2戦目を終えて1勝1敗となった。フィリーズ4番手のホセ・アルバラードが1回1/3を無失点に抑えて2勝目をマーク。ブレーブス6番手のライセル・イグレシアスは9回表に痛恨の一発を浴び、2敗目を喫した。
タイワン・ウォーカー(フィリーズ)とグラント・ホームズ(ブレーブス)の投げ合いで始まった一戦は、両軍とも毎回のようにチャンスを作りながらも得点を奪えない状況が続き、5回終了時点で両軍無得点。6回表にフィリーズのブライソン・ストットがタイムリーを放ち、ようやく均衡を破った。
6回裏にブレーブスがオーランド・アルシアのタイムリーとマイケル・ハリス2世の犠飛で逆転したものの、フィリーズは7回表一死からターナーがヒットで出塁し、ブライス・ハーパーの2号2ランで逆転に成功。スーパースターがひと振りでチームにリードをもたらした。
直後の7回裏にオースティン・ライリーの2号ソロで追いつかれたフィリーズだったが、9回表一死からターナーが値千金の1号勝ち越しソロ。最高の場面で今季初アーチが飛び出し、4対3とリードを奪った。イニング跨ぎで9回裏も続投したアルバラードは2本のヒットで二死1・3塁のピンチを招いたものの、ショーン・マーフィーを空振り三振に仕留めて試合終了。フィリーズが1点差の接戦をモノにした。