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故障者続出のパドレスが接戦制す メジャー最速で今季10勝目

2025.4.10 11:55 Thursday

【パドレス2-1アスレチックス】@サターヘルス・パーク

 日本時間4月10日、パドレスは敵地でのアスレチックス3連戦の最終戦を迎え、拙攻の連続となったものの、2対1で勝利。アスレチックス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、メジャー最速で今季10勝に到達した(その後ドジャースも10勝目)。パドレス先発のランディ・バスケスが今季初勝利、5番手のロベルト・スアレスが6セーブ目を挙げ、アスレチックス先発のオスバルド・ビードは今季初黒星(1勝)。なお、パドレスの松井裕樹には登板機会がなかった。

 故障者リスト入りしたジャクソン・メリルだけでなく、フェルナンド・タティスJr.とジェイク・クロネンワースも欠く事態となっているパドレスだが、苦しみながらも接戦をモノにした。初回のチャンスを逃したあと、2回裏にルイス・ウリアスの犠飛で先制点を献上。しかし、故障者の代役としてスタメン入りしたオスカー・ゴンザレスが3回表にタイムリーを放ち、1対1の同点とした。

 5回表には先頭のザンダー・ボガーツが二塁打を放ってチャンスメイクし、一死3塁となったあと、ギャビン・シーツの犠飛で勝ち越しに成功。パドレス先発のバスケスは先制点を与えながらも5回61球、被安打1、奪三振1、与四球3、失点1と粘りのピッチングを見せた。

 6回以降、チャンスを作りながらも追加点を奪えなかったパドレスだが、エイドリアン・モレホン、ジェレマイア・エストラーダ、ジェイソン・アダム、スアレスの強力ブルペン陣が合計4イニングを1安打無失点に抑える必勝リレーを展開。2対1で逃げ切り、アスレチックス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。なお、守護神スアレスは開幕から6登板連続被安打0という球団初の快挙を成し遂げている。


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