エンゼルス4カード連続勝ち越し アデル1イニング2本塁打
2025.4.11 08:42 Friday
【エンゼルス11-1レイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド
日本時間4月11日、エンゼルスは敵地でのレイズ3連戦の最終戦を迎え、6本塁打の一発攻勢を見せて11対1で大勝。これで開幕から4カード連続の勝ち越し(すべて2勝1敗)となった。エンゼルス先発のホセ・ソリアーノは8回途中まで5安打1失点の好投を見せ、2勝目(1敗)をマーク。レイズ先発のザック・リテルは5回途中8安打7失点と炎上し、開幕3連敗を喫した。
エンゼルスは初回にテイラー・ウォードの2号先頭打者アーチで先制すると、2回表にはローガン・オホッピーが二塁打を放ってチャンスメイクし、続くノーラン・シャニュエルのタイムリー二塁打で追加点。先発のソリアーノは4回裏無死2塁からジョナサン・アランダのタイムリーで1点を返されたが、安定したピッチングを続けていた。
すると、5回表にエンゼルス打線が爆発。ジョー・アデルの1号ソロ、ウォードの3号2ラン、マイク・トラウトの4号2ランでレイズ先発のリテルをノックアウトし、さらに二死1・2塁となってアデルが2号3ランを放った。1イニング2本塁打は球団史上3人目の快挙。試合後、アデルは「過去に1度もやったことがないと思う」と語った。
10対1と大量リードを奪ったエンゼルスは、9回表にトラウトがとどめの5号ソロ。ウォード、トラウト、アデルが1試合2本塁打を記録し、同じ試合で3人の選手がマルチ本塁打をマークするのも球団史上3度目の快挙となった。好投したソリアーノを打線が一発攻勢で援護し、11対1で大勝。敵地でのレイズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。