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ロイヤルズ接戦を制す インディアが10球粘って貴重な同点打

2025.4.11 09:25 Friday

【ツインズ2-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

 日本時間4月11日、ロイヤルズは本拠地でのツインズ4連戦の最終戦を迎え、7回裏に2点を奪って3対2で逆転勝利。接戦を制し、同地区対決4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。ロイヤルズ3番手のダニエル・リンチ4世が2勝目を挙げ、5番手のカルロス・エステベスは4セーブ目を記録。ツインズ2番手のコール・サンズはリードを守れず、今季初黒星(1勝)を喫した。

 ベイリー・オーバー(ツインズ)とマイケル・ワカ(ロイヤルズ)の投げ合いで始まった一戦は、両投手がしっかり試合を作り、ロースコアの接戦となった。初回にサルバドール・ペレスのタイムリーで先制したロイヤルズだが、直後の2回表にタイ・フランスの2号ソロで同点に。6回表一死1塁となったところでワカが降板し、2番手のジョン・シュライバーが一死1・2塁からライアン・ジェファーズにタイムリーを浴び、ツインズに勝ち越しを許した。

 しかし、7回裏にツインズ3番手のサンズから一死1・3塁のチャンスを作り、打席には1番インディア。フルカウントからファウルで4球粘ったインディアは、10球目の4シームをレフトへ弾き返し、三塁走者を迎え入れて2対2の同点となった。さらに次打者ボビー・ウィットJr.が犠飛を放ち、3対2と勝ち越しに成功。この1点リードをルーカス・アーセグからエステベスにつなぐ必勝リレーで守り抜いた。

 試合後、ロイヤルズのマット・クアトラーロ監督は「本当に素晴らしい打席だった」と粘った末に同点打を放ったインディアを称賛。インディア自身は「このシリーズはあまり打てていなかったから」と語り、ようやくチームに貢献できたことに安堵した様子だった。


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