Rソックス逆転サヨナラ勝ちで5割復帰 スイープ負けを回避
2025.4.11 10:15 Friday
【ブルージェイズ3-4xレッドソックス】延長10回@フェンウェイ・パーク
日本時間4月11日、レッドソックスは本拠地でのブルージェイズ4連戦の最終戦を迎え、10回裏に2点を奪って4対3で逆転サヨナラ勝ち。同地区対決4連戦のスイープ負けを回避し、5割復帰を果たした。レッドソックス5番手のブレナン・バーナーディーノは10回表を最少失点に抑え、今季初勝利をマーク。ブルージェイズ5番手のニック・サンドリンは1点のリードを守り切れず、2敗目を喫した。
クリス・バシット(ブルージェイズ)とウォーカー・ビューラー(レッドソックス)の投げ合いで始まった一戦は、両軍ともなかなか得点を奪えず、6回表終了時点で0対0。6回裏、レッドソックスは四球で出塁したジャレン・デュランが盗塁を決めてチャンスを作り、アレックス・ブレグマンのタイムリーでようやく先制した。
ところが、直後の7回表にタイラー・ハイネマンのタイムリーなどで逆転され、1点を追う展開に。8回裏に二死1・3塁のチャンスを作り、ブルージェイズ4番手のジミー・ガルシアの暴投で2対2の同点に追いついたが、9回裏一死1・2塁のサヨナラ機を生かせず、延長戦に突入した。
10回表にジョージ・スプリンガーの犠飛で勝ち越されたあと、レッドソックスは10回裏先頭のデュランがセンターへのタイムリーを放ち、3対3の同点に。デュランの盗塁死でランナーがいなくなったものの、そこから一死満塁とし、トレバー・ストーリーのボテボテのセカンドゴロの間に三塁走者が生還してサヨナラ勝ちとなった。
なお、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は故障者リスト入りしている吉田正尚について「100%の状態で投げられるようになってからマイナーでのリハビリ出場を開始させる」とコメント。まだ右肩の状態は万全ではなく、当面はフロリダのキャンプ地で調整を続けさせる方針のようだ。