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ブレーブスがフィリーズ3連戦に勝ち越し 長丁場の接戦制す

2025.4.11 14:03 Friday

【フィリーズ2-4xブレーブス】延長10回@トゥルイスト・パーク

 日本時間4月11日、今季ここまで2勝9敗と苦しい戦いが続いているブレーブスは本拠地でのフィリーズ3連戦の最終戦を迎え、延長戦の末に4対2で劇的なサヨナラ勝ち。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ブレーブス6番手のホセ・スアレスが今季初勝利をマーク。フィリーズ6番手のジョー・ロスは1点のリードを守れず、今季初黒星(1勝)を喫した。

 ヘスス・ルザード(フィリーズ)とスペンサー・シュウェレンバック(ブレーブス)の投げ合いで始まった一戦は、初回にブレーブスが一死2・3塁のチャンスを作り、マット・オルソンの内野ゴロの間に1点を先制。ところが、3回表にカイル・シュワーバーの6号ソロで追いつかれ、試合は1対1の同点のまま6回終了後に2時間45分にわたる雨天中断に突入した。

 試合再開後、両軍とも決め手を欠き、延長戦に突入。ブレーブスは5番手のラファエル・モンテロが10回表を無失点に抑えたものの、10回裏一死3塁のサヨナラ機を生かせず、11回表には6番手のスアレスが二死満塁からヨハン・ロハスに押し出し四球を与えてしまった。

 しかし、11回裏にブレーブス打線が奮起。先頭のオースティン・ライリーが右中間を破るタイムリー二塁打を放って2対2の同点に追いつくと、次打者マーセル・オズナに左中間への2号2ランが飛び出し、長丁場の一戦は4対2でブレーブスのサヨナラ勝ちとなった。ブレーブスはフィリーズとの同地区対決3連戦に2勝1敗で勝ち越し。ここから上昇気流に乗っていけるだろうか。


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