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マリナーズ・ローリーが決勝アーチ 捕手の球団新記録を樹立

2025.4.12 13:48 Saturday

【レンジャーズ3-5マリナーズ】@T-モバイル・パーク

 日本時間4月12日、ア・リーグ西地区の4位タイに沈んでいるマリナーズは本拠地でのレンジャーズ3連戦がスタート。その初戦は3対3の同点で迎えた8回裏にカル・ローリーの3号勝ち越し2ランが飛び出し、5対3で勝利を収めた。マリナーズ4番手のカルロス・バルガスがメジャー初勝利(1敗)を挙げ、5番手のアンドレス・ムニョスは5セーブ目を記録。レンジャーズ4番手のクリス・マーティンは痛恨の被弾で2敗目を喫した。

 ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)とブライス・ミラー(マリナーズ)の投げ合いで始まった一戦は、マリナーズが初回にホルヘ・ポランコの3号ソロで1点を先制。2回裏にラウディ・テレズの1号ソロで追加点を奪ったあと、4回表にジョシュ・ヤングのタイムリーで1点を返されたが、4回裏にJ・P・クロフォードがタイムリーを放ち、3対1とリードを広げた。

 ところが、6回表に2番手のトレント・ソーントンがヤングに1号2ランを浴び、3対3の同点に。しかし、8回裏先頭のポランコがこの試合3本目のヒットを放って出塁すると、ローリーに3号勝ち越し2ランが飛び出し、5対3で勝利した。

 ローリーは2021年にメジャーデビューし、2022年に27本塁打、2023年に30本塁打、2024年に34本塁打を放っている強打の捕手。今季3号アーチでメジャー通算96本塁打となり、マイク・ズニーノ(95本塁打)が持っていた捕手の球団記録を塗り替えた。ちなみに、トップ5の顔ぶれは1位ローリー、2位ズニーノ、3位ダン・ウィルソン(現監督・88本塁打)、4位デーブ・バリー(72本塁打)、そして5位は城島健司(48本塁打)となっている。


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