タイガース快勝　有望株ジョーブが６回２安打無失点で初勝利

2025.4.13 08:50 Sunday

【タイガース４－０ツインズ】＠ターゲット・フィールド

　日本時間４月13日、タイガースは敵地ターゲット・フィールドでのツインズ３連戦の２戦目を迎え、４対０で快勝。あすの最終戦を残し、同地区対決３連戦の勝ち越しを決めた。タイガース先発のジャクソン・ジョーブは６回87球を投げて被安打２、奪三振２、与四球１、無失点の好投でメジャー初勝利をマーク。ツインズ先発のクリス・パダックは５回２安打２失点（自責点１）で２敗目を喫した。

　ア・リーグ中地区の首位に立つタイガースは、初回に無死１・３塁のチャンスを迎え、スペンサー・トーケルソンの犠飛で先制。４回表には一死２・３塁のチャンスを作り、ジャスティン＝ヘンリー・マロイの犠飛で２点目を奪った。６回表は先頭のケリー・カーペンターがヒットで出塁し、続くトーケルソンが４号２ラン。着実に加点し、有望株ジョーブを援護した。

　新人王候補として注目されるジョーブは、初回に無死１・２塁のピンチを背負ったものの、後続３人を抑えて無失点。２回裏から４回裏まで３イニング連続で三者凡退に抑え、５回裏は一死からエデュアルド・ジュリエンにヒットを許したが、ハリソン・ベイダーを併殺打に仕留めた。６回裏は再び三者凡退に抑え、６回２安打無失点の好投。記念すべきメジャー初勝利を手にした。

　試合後、ジョーブは「三振を狙うのではなく、ストライクを投げることに集中していた」とコメント。６イニングを投げて奪った三振は２つだけだったが、テンポよく打たせて取り、アウトを重ねていった。開幕ローテ入りを果たし、今季ここまでの３登板で毎回着実に成長を見せているジョーブ。待望の初勝利を挙げ、有望株の勢いはさらに加速していきそうだ。