カブスに痛手 先発左腕スティールが左ひじ手術で今季絶望に
2025.4.14 09:27 Monday
日本時間4月14日、カブスが大きな打撃を受けた。クレイグ・カウンセル監督は、先発ローテーションの一角を担う左腕ジャスティン・スティールが左ひじの屈筋腱と内側側副靭帯を修復するための手術を受ける予定であることを発表。これによりスティールは今季絶望が確定した。スティールは現在、左ひじの腱炎で故障者リスト入りしているが、昨季も同じ理由で故障者リスト入りしていた時期があった。手術することなくプレーを続けていたが、結局手術を回避することはできなかったようだ。
現在29歳のスティールは2021年にメジャーデビューし、メジャー3年目の2023年には自己最多の16勝をマーク。今季は日本時間4月8日のレンジャーズ戦に先発し、7回3安打無失点の好投で3勝目を挙げたが、極寒のコンディションのなかで5回あたりから左ひじに違和感を覚えていたという。
スティールは東京シリーズ第2戦こそ4回5安打5失点で敗戦投手となったものの、本国開幕戦以降は3試合に先発して3連勝。今永昇太とともにカブスの先発ローテーションを牽引する存在となっていただけに、左ひじ手術による長期離脱は本人のみならず、チームにとっても大きな痛手となる。
今季のカブスは今永、スティール、ジェイムソン・タイオン、マシュー・ボイド、ベン・ブラウンの5人が先発ローテーションを形成。日本時間4月14日のドジャース戦にはスティールの代役としてコリン・レイが先発しており、このままレイが先発ローテーションに定着する可能性もありそうだ。