パイレーツが今季初の2ケタ得点で快勝 スキーンズは2勝目
2025.4.15 10:21 Tuesday
【ナショナルズ3-10パイレーツ】@PNCパーク
日本時間4月15日、パイレーツは本拠地PNCパークでのナショナルズ4連戦がスタート。その初戦は4失策と守備のミスが目立ったものの、打線が今季初の2ケタ得点を記録するなど14安打と爆発し、10対3で快勝して連敗を3で止めた。パイレーツ先発のポール・スキーンズは6回99球を投げて被安打3、奪三振6、無四球、失点2(自責点1)の好投で2勝目(1敗)をマーク。ナショナルズ先発のブラッド・ロードは5回途中6安打4失点でメジャー初黒星を喫した。
敵地でのレッズ3連戦では合計5得点しか奪えず、スイープ負けを喫したパイレーツだが、ホーム7連戦の初戦は打線が機能した。初回にキブライアン・ヘイズのタイムリーで先制すると、3回裏にはブライアン・レイノルズのタイムリーで2点目。5回裏にはレイノルズの犠飛とエンマニュエル・バルデスのタイムリーで3点を追加し、5対0とリードを広げた。
6回表に守備のミスも絡んで2点を返されたものの、先発のスキーンズは6イニングを投げて自責点1と安定したピッチングを披露。8回表にキーバート・ルイーズのタイムリーで2点差に迫られたが、8回裏にバルデスのタイムリー二塁打、ヘイズ、トミー・ファム、アイザイア・カイナー=ファレファのタイムリーで一挙5点を追加し、勝利を決定づけた。
パイレーツ打線は5人がマルチ安打を記録するなど、チーム合計14安打を放ち、今季初の2ケタ得点を記録。「4番・一塁」でスタメン出場したバルデスは2打数2安打3打点2四球、「5番・三塁」のヘイズも4打数2安打3打点の活躍を見せ、勝利に貢献した。
なお、この試合ではパイレーツのスキーンズとヘンリー・デービスによる史上初の「ドラフト全体1位指名バッテリー」が誕生。また、スキーンズは大学時代の同僚であるディラン・クルーズを2打数ノーヒットに封じた。