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好調ジャイアンツがフィリーズ撃破 アダメス待望の初アーチ

2025.4.15 10:59 Tuesday

【ジャイアンツ10-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

 日本時間4月15日、今季ここまで11勝4敗と好調のジャイアンツは敵地シチズンズバンク・パークでのフィリーズ4連戦がスタート。その初戦は初回に3点を先制されたものの、ウィリー・アダメスに待望の今季初アーチが飛び出すなど10対4で逆転勝利を収めた。ジャイアンツ先発のランデン・ループは5回6安打4失点で今季初勝利(1敗)をマーク。フィリーズ先発のタイワン・ウォーカーは5回6安打6失点(自責点4)で今季初黒星(1勝)を喫した。

 初回にトレイ・ターナーのタイムリー二塁打などで3点を先制されたジャイアンツだったが、直後に試合をひっくり返した。2回表、ジャイアンツはウィルマー・フローレスのタイムリーなどで1点差に詰め寄ると、一死1・2塁からタイラー・フィッツジェラルドが1号3ランを放ち、5対3と逆転に成功。さらに、ここまで不振が続いていたアダメスにも待望の1号ソロが飛び出し、6対3とリードを広げた。

 5回裏にニック・カステヤノスの3号ソロで2点差に迫られたが、7回表にマイク・ヤストレムスキーが3号2ランを放ち、4点リードに。9回表にはヤストレムスキーのタイムリー二塁打とマット・チャップマンのタイムリーでダメ押しの2点を追加し、4連戦の初戦は10対4の快勝となった。

 アダメスに待望の一発が出たのは、ジャイアンツにとって、この上なく明るいニュースだ。前日まで打率.186、長打も二塁打3本だけと苦しい状況が続いていたアダメスだが、開幕16試合目にしてようやく移籍後初アーチ。球団史上最大の大型契約となる7年1億8200万ドルで加入した強打の遊撃手は、ここから波に乗っていけるだろうか。


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