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タイガース快勝でア・リーグ最速の10勝到達 前田2回1失点

2025.4.15 11:27 Tuesday

【タイガース9-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 日本時間4月15日、ア・リーグ中地区の首位に立っているタイガースは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦がスタート。その初戦は投打がしっかり噛み合って9対1で快勝し、ア・リーグ最速で今季10勝に到達した。タイガース先発のタリック・スクーバルは7回91球を投げて被安打4、奪三振9、無四球、無失点の好投で2勝目(2敗)をマーク。ブリュワーズ先発のタイラー・アレクサンダーは4回6安打8失点(自責点4)で今季初黒星(1勝)を喫した。

 ドジャースに開幕3連敗を喫したあと、12試合で9勝3敗と好調な戦いぶりを見せているタイガース。ブリュワーズ3連戦の初戦は投打が噛み合い、快勝を収めた。打線は初回にアンディ・イバニェスとディロン・ディングラーのタイムリー二塁打で2点を先制。2回表に2点、4回表に4点を追加し、5回表にはケリー・カーペンターが5号ソロを放って9対0と大きくリードした。

 打線の援護を受けながら、先発のスクーバルも安定感抜群のピッチングを披露。最初の4イニングをパーフェクトに抑え、5回裏の先頭打者に初安打を許したあとも落ち着いて後続3人を内野ゴロに打ち取った。6回裏は単打3本で二死満塁となったが、リース・ホスキンスを空振り三振に仕留めて無失点。7回裏は三者凡退に抑え、91球で7イニングを投げ抜いた。

 9点リードの8回裏からは2番手として前田健太がマウンドへ。先頭のオリバー・ダンから空振り三振を奪うなど三者凡退に抑えたが、9回裏は2つの四死球で二死1・2塁のピンチを招き、ジョーイ・オーティズにタイムリーを許した。2回40球を投げて被安打1、奪三振2、与四球1、失点1という内容で今季の防御率は9.53となっている。


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