カブスの有望株ショウがマイナー降格 OPS.535と打撃不振
2025.4.16 08:34 Wednesday
日本時間4月16日、カブスは球団ナンバーワン有望株のマット・ショウをマイナーAAA級アイオワに降格させたことを発表した。開幕ロースターに抜擢され、東京シリーズで来日したショウだが、ここまでチームの19試合中18試合に出場して打率.172、1本塁打、3打点、OPS.535と苦戦中。このままメジャーでプレーさせるのではなく、マイナーで調整させるほうがいいとの判断に至ったようだ。
現在23歳のショウは2023年ドラフト1巡目(全体13位)指名でカブスに入団した有望株。プロ2年目の昨季はマイナーAA級とAAA級で合計121試合に出場し、打率.284、21本塁打、71打点、31盗塁、OPS.867の好成績を残した。
米公式サイト「MLB.com」によるプロスペクト・ランキングでは球団1位&全体18位の高評価を受けており、今季の新人王候補としても注目されていたが、ここまで打率1割台と苦戦。打球速度、バレル率、ハードヒット率といった各種の打撃指標も低迷しており、マイナーに送り返されることになった。
なお、カブスは日本時間4月16日に行われるパドレス戦に先立って、ショウのマイナー降格を含む複数のロースター変更を発表している。救援右腕イーライ・モーガンが故障者リスト入り、救援右腕ネイト・ピアソンがマイナー降格となり、ユーティリティ・プレーヤーのビダル・ブルハンが故障者リストから復帰、救援左腕ルーク・リトルと救援右腕ダニエル・パレンシアがメジャー昇格を果たした。