ドジャース・カーショウがリハビリ登板開始 明日ミラー先発
2025.4.16 09:03 Wednesday
ドジャースのレジェンド左腕が戦列復帰に向けて大きな一歩を踏み出すことになった。クレイトン・カーショウは日本時間４月17日にマイナーAAA級オクラホマシティの試合で先発予定。メジャー復帰に向けてマイナーでのリハビリ登板を開始する。オフシーズンに左足親指と左ひざの手術を受け、出遅れているカーショウ。故障者リストの日数的には最短で５月下旬の復帰が可能だが、戦列復帰は６月以降になると見込まれている。
現在37歳のカーショウはサイ・ヤング賞３度の実績を誇る名左腕。17年間のメジャー生活で通算212勝94敗、防御率2.50、2968奪三振をマークしており、メジャー18年目の今季は通算3000奪三振達成の期待がかかる。昨季は自己最少の７試合しか登板できず、２勝２敗、防御率4.50にとどまり、ポストシーズンも欠場した。
なお、ドジャースはブレイク・スネルが故障者リスト入り、山本由伸と佐々木朗希は中５日以上の登板間隔が必要なため、先発投手陣は難しいやりくりを強いられている。日本時間４月16日に行われるロッキーズ戦にはランドン・ナックが先発予定で、デーブ・ロバーツ監督によると、あす日本時間４月17日のロッキーズ戦にはボビー・ミラーを先発させる方針のようだ。
現在26歳のミラーはメジャーデビューした2023年にいきなり11勝をマーク。しかし、昨季は不安定なパフォーマンスに終始し、13度の先発登板で２勝４敗、防御率8.52に終わった。今季はマイナーAAA級で開幕を迎え、ここまで３試合（うち２先発）に登板して防御率2.25、被打率.146を記録。今季メジャー初登板のチャンスを生かせるか注目だ。
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