エンゼルス・トラウト 主将交代もWBC出場希望の意思明言
2025.4.16 09:31 Wednesday
前回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でアメリカ代表のキャプテンを務めたマイク・トラウト(エンゼルス)は、2026年の次回大会もアメリカ代表を率いるマーク・デローサ監督、そしてアメリカ代表の新キャプテンに任命されたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と連絡を取り合ったことを明かし、「素晴らしい会話ができた」と語った。キャプテン交代となったが、トラウトは前回大会に続いてアメリカ代表の一員としてWBCに出場することを希望しているようだ。
トラウトは次回のWBC出場について「そうしたいと思っているし、そうなることを期待している」とコメント。「間違いなく、やり残したことがたくさんあるんだ。(前回のWBCが)野球界全体にもたらした盛り上がりは素晴らしいものだったと思うし、信じられないような経験ができた」と2大会連続の出場に極めて前向きな姿勢を示した。
現在33歳のトラウトは近年、相次ぐ故障に悩まされており、負担軽減のために今季から右翼へコンバートされている。アメリカ代表のキャプテンを務めるジャッジとポジションが重なってしまうことになるが、トラウトは「とにかく優勝したいんだ。デローサ監督は(ポジションが重なる2人を同時に起用するための)秘策を隠し持っていると思う」とそれほど問題視していない様子。「(WBCは)本当に素晴らしいんだ。前回の経験は信じられないものだった」と改めてWBCの「良さ」を強調した。
ジャッジ、トラウトのほかには、ムーキー・ベッツ(ドジャース)もWBC出場を希望していることが明らかになっている。また、ドミニカ共和国代表ではフェルナンド・タティスJr.(パドレス)もWBCでプレーすることを希望しているという。次回大会も多くのスター選手たちが参加し、大きな盛り上がりを見せることは間違いなさそうだ。