アスレチックス大勝 ソダーストロムが2本塁打6打点の活躍
2025.4.16 17:16 Wednesday
【アスレチックス12-3ホワイトソックス】@レイト・フィールド
日本時間4月16日、アスレチックスは敵地レイト・フィールドでのホワイトソックス3連戦がスタート。その初戦は打線が3本塁打を含む13安打12得点とホワイトソックス投手陣を攻略し、12対3で大勝を収めた。アスレチックス先発のジェフリー・スプリングスが5回3安打3失点で3勝目(1敗)を挙げ、3番手のミッチ・スペンスは3回2安打無失点でメジャー初セーブを記録。ホワイトソックス先発のショーン・バークは4回途中6安打5失点で3敗目(1勝)を喫した。
12対3で大勝したアスレチックスだが、打線を牽引したのは23歳の若きスラッガー、タイラー・ソダーストロムだ。初回の第1打席で先制の7号3ランを放って本塁打王争いのメジャー単独トップに立つと、6回表の第4打席でも8号3ラン。9回表の第5打席ではレフトへのヒットを放ち、5打数3安打6打点の大活躍だった。
ソダーストロムがマルチ本塁打(1試合複数本塁打)を記録するのは早くも今季3度目。チームの開幕17試合で23歳以下の選手が3度のマルチ本塁打を記録するのはメジャー史上初の快挙であり、23歳以下という条件を外してもアスレチックスでは1974年のレジー・ジャクソンに続いてわずか2人目だった。また、チームの開幕17試合で3度のマルチ本塁打を記録するのはジャクソンを含め、メジャー史上5人目の快挙である。
同僚のローレンス・バトラーは「前にも言ったけど、僕は今季、彼がブレイクすると思っていたんだ。彼のことはマイナーA級からずっと見てきたし、今はメジャーで一緒にプレーしている。今、彼は僕たちにとってのベーブ・ルースだよ」とコメント。「この勢いが続いてほしいね」とソダーストロムの今後の活躍に期待を寄せた。