メッツ・リンドーアがプエルトリコ代表のキャプテンに就任へ
2025.4.17 12:24 Thursday
日本時間4月17日、フランシスコ・リンドーア(メッツ)は自身のインスタグラムを更新し、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でプエルトリコ代表のキャプテンを務めることを発表した。リンドーアは2023年の前回大会でもキャプテンを務め、打率.450、5打点をマークする活躍を披露。しかし、チームは準々決勝で敗退となった。球界屈指の遊撃手が初優勝を目指すチームを再び牽引する。
現在31歳のリンドーアはメジャーを代表するスター遊撃手としての地位を不動のものとしており、昨季はナ・リーグのMVP投票で大谷翔平(ドジャース)に次ぐ2位にランクイン。これまでにオールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞4度、ゴールドグラブ賞2度といった輝かしい実績を残してきた。今季はメジャー通算1500安打を達成。通算250本塁打まであと1に迫っている。
前回大会のプエルトリコ代表は、エドウィン・ディアス(メッツ)、キケ・ヘルナンデス(ドジャース)、ハビアー・バイエズ(タイガース)、ホセ・ベリオス(ブルージェイズ)といったビッグネームを揃え、1次ラウンドを突破。しかし、1次ラウンドの最終戦で守護神ディアスを故障で失うアクシデントに見舞われ、準々決勝でメキシコに敗れた。
プエルトリコ代表は2013年と2017年に準優勝しているものの、まだ優勝経験はない。2026年の次回大会では1次ラウンドA組に所属し、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビアと対戦する予定。キャプテンのリンドーアを軸に、再びスター選手を揃え、初優勝を目指すことになりそうだ。