ナショナルズの若手左腕DJ・ハーズがトミー・ジョン手術へ
2025.4.17 12:53 Thursday
ナショナルズの若手左腕DJ・ハーズがトミー・ジョン手術を受ける意思を固めたことが明らかになった。左ひじの内側側副靭帯を痛めているハーズは今年3月の時点でトミー・ジョン手術を受けることを勧められていたが、手術を回避する可能性を模索。セカンド・オピニオンやサード・オピニオンを受診し、手術回避のわずかな可能性に賭けていたが、最終的にはトミー・ジョン手術を受けることを決断したようだ。
現在24歳のハーズは昨季メジャーデビューしたばかりの若手左腕。デビュー3戦目には6回1安打13奪三振無失点という快投もあり、最終的には19試合に先発して88回2/3を投げ、4勝9敗、防御率4.16、106奪三振を記録した。今季は開幕ローテーション候補の1人として期待されていたが、3月下旬に15日間の故障者リスト入り。その後、60日間の故障者リストに移行していた。
トミー・ジョン手術からの復帰には通常12~18ヶ月を要するため、ハーズは今季絶望となるだけでなく、来季の前半戦も欠場することになる可能性が高い。インターナル・ブレイスなどの手術方法によっては、復帰時期が早まる可能性もあるが、来季の後半戦からの復帰が現実的な目標となりそうだ。
今季のナショナルズはマッケンジー・ゴア、ジェイク・アービン、ミッチェル・パーカー、マイケル・ソロカ、トレバー・ウィリアムスの5人が開幕ローテーションを形成したが、ソロカは1試合に投げただけで故障者リスト入り。現在は新人右腕のブラッド・ロードが先発ローテーションに加わっている。
なお、オープン戦で結果を残せずマイナースタートとなった小笠原慎之介は、ここまでマイナーAAA級で3試合に先発。1勝1敗、防御率4.80を記録している。