English Español 韓国語

ドジャースがロッキーズ3連戦をスイープ 大谷は6号先頭弾

2025.4.17 14:04 Thursday

【ロッキーズ7-8ドジャース】@ドジャー・スタジアム

 日本時間4月17日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、初回に一挙7点を奪うなど8対7で勝利。同地区対決3連戦を見事にスイープした。ドジャース3番手のベン・カスパリアスが3回2安打1失点の力投で今季初勝利を挙げ、5番手のタナー・スコットは6セーブ目を記録。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは二死しか取れず6安打7失点でノックアウトされ、3敗目を喫した。

 今季初登板のボビー・ミラーが1回表にカイル・ファーマーにタイムリー二塁打を浴び、先制を許したドジャースだったが、直後の1回裏に打線が爆発。大谷翔平が今季初の先頭打者アーチとなる6号ソロを放って同点に追いつくと、フレディ・フリーマンの3号ソロで勝ち越しに成功し、その後も二死満塁からアンディ・パヘスとオースティン・バーンズの連続タイムリーで6対1とリードを広げた。再び大谷に打席が回り、今季初のタイムリーが飛び出して一挙7得点のビッグイニングに。ロッキーズ先発のマルケスは1イニングを投げ切れずに降板した。

 6点をリードしたドジャースだったが、先発のミラーがピリッとせず、3回表に一死満塁のピンチを招くと、マイケル・トーリアの1号グランドスラム、ミッキー・モニアックの2号ソロと二者連続アーチを浴び、あっという間に1点差に。ミラーは7点の援護をもらいながらも3回8安打6失点でマウンドを降りることになった。

 ドジャースは5回裏一死2塁からパヘスのタイムリーで追加点を奪い、8対6と2点をリード。7回表に一死2・3塁のピンチとなり、ファーマーの内野ゴロの間に1点を返されたものの、8回表をアレックス・ベシア、9回表をクローザーのスコットが抑え、8対7で逃げ切った。

 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回に6号先頭打者アーチ、ライトへのタイムリーと2本のヒットを放ったが、それ以降は2打席連続の空振り三振とファーストゴロで3打席凡退。5打数2安打2打点で今季の打撃成績は打率.288、OPS.930となり、ナ・リーグの本塁打王争いではトップに並んだ。

 なお、ドジャースは移動日を1日挟み、日本時間4月19日から敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ3連戦がスタート。ドジャースは山本由伸、佐々木朗希、タイラー・グラスナウ、レンジャーズはジェイコブ・デグロム、ネイサン・イオバルディ、タイラー・マーリーの先発が予定されている。


spotvnow