有望株ジョーブの好投でタイガース勝利 前田は1/3回で2失点
2025.4.19 10:53 Saturday
【ロイヤルズ3-7タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間4月19日、タイガースの有望株ジャクソン・ジョーブが5回1失点と好投。打線もロイヤルズのコール・レイガンズに5得点と奮起し、ジョーブに今季2勝目をプレゼントした。ロイヤルズはエースのレイガンズが8三振を奪うも、今季1敗目。タイガースの前田健太は6点リードの9回に登板したが、一死を奪ったのみで2安打1四球2失点を許した。
ロイヤルズは初回、一死3塁から3番ビニー・パスカンティーノがタイムリー二塁打を放って先制。しかし、続く2回にはタイガースの8番トーマス・ニドがタイムリーで同点とし、4回には4番アンディ・イバニェスが2号ソロを放って勝ち越した。活躍は伏兵だけにとどまらず、5回に3番ライリー・グリーンのタイムリーなどでさらに3点を追加。これでロイヤルズのエース・レイガンズを5失点でKOしてみせた。
タイガースの先発・ジョーブは初回以降は無失点ピッチング。5回1失点5奪三振と上々の内容でマウンドを降りた。ア・リーグ新人王の大本命との評判だったジョーブは今季4先発でここまで防御率2.70をマークしている。タイガースはその後、4投手が無失点で繋ぎ、6点のリードを保ったまま9回へ。
9回を任された前田健太は、先頭を打ち取ったものの、連打で1失点。さらに打撃妨害と四球で満塁のピンチを招くと、ここで降板した。前田に代わったトミー・ケインリーが押し出し四球を許し、前田には2失点目が加算されたが、ロイヤルズ打線の反撃はそこで終了。タイガースは7対3で逃げ切り、中地区首位を固めた。