メッツ・千賀が6回途中無失点 防御率・勝利でリーグトップに
2025.4.20 07:49 Sunday
【カージナルス0-3メッツ】@シティ・フィールド
日本時間4月20日、メッツの千賀滉大が5.2回無失点の好投を見せ、今季3勝目をマーク。今季の防御率は0.79に下がっている。メッツ打線もフアン・ソト、ピート・アロンソの主砲コンビが連続タイムリーを放って千賀を援護。投打噛み合ったメッツが3連勝をマークし、ナ・リーグ東地区首位の座を固めている。
千賀は2回、四球と二塁打で一死2・3塁のピンチを背負ったが、フォークで奪った空振り三振とセンターライナーでピンチを脱した。メッツ打線は3回、二死2塁から2番フアン・ソトがセンターへタイムリーシングル、さらに3番ピート・アロンソがタイムリー二塁打を放ち、2点を先制する。
援護を受けた千賀は3、4回を三者凡退。5回は二塁打と暴投で無死3塁のピンチを背負ったが、一死目をフォークで空振り三振、二死目は三塁ゴロで本塁突入した走者を三塁手ブレット・ベイティの好フィールディングでタッチアウトに、三死目をレフトフライに打ち取り、ここも無失点で切り抜けた。続く6回は先頭のラーズ・ヌートバーに四球を与え、無死1・2塁のピンチを招いた。続く打者をダブルプレーで二死まで漕ぎ着けたものの、二死3塁から後続に死球を与えたところで降板。メッツはこの後、リード・ギャレット、AJ・ミンター、エドウィン・ディアスが無失点で繋ぎ、完封勝利を挙げた。
千賀はこれで今季の防御率が0.79となり、山本由伸の0.93を上回ってナ・リーグの防御率ランキング1位に。勝利数も山本由伸に並んでリーグトップの3勝となり、ナ・リーグの投手ニ冠を手にしている。
カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・右翼」でスタメン出場し、3打数無安打1四球の内容だった。今季成績は打率.253、OPS.804となっている。