新戦力躍動のアストロズ 逆転勝利でパドレスとの3連戦に勝ち越し
2025.4.20 10:57 Sunday
【パドレス2-3アストロズ】@ダイキン・パーク
日本時間4月20日、アストロズが新加入選手の活躍でパドレスを下し、パドレス3連戦のシリーズ勝ち越しを決めた。アストロズは先発のヘイデン・ウェスネスキが5回2失点と試合を作り、打線も6回にクリスチャン・ウォーカーの2ランで同点、7回にイサーク・パレイデスの勝ち越しタイムリーで試合をひっくり返した。前日に引き続き、アストロズのブルペンは無失点リレーで好調パドレス打線を封じ込め、1点差で逃げ切り勝利。パドレスは15勝にMLB最速で到達したものの、アストロズに連敗してドジャースら同地区ライバルを振り切れなかった。
パドレスは3回、1番フェルナンド・タティスJr.の7号ソロで先制。さらに5回には二死3塁から3番マニー・マチャドがタイムリー二塁打でタティスJr.を還し、2点目を加えた。パドレスの先発マイケル・キングは5回までに7奪三振無失点の好投を見せていたが、6回は先頭に四球を与え、二死となってから5番クリスチャン・ウォーカーに2号同点2ランを献上。本塁打を浴びたところで降板してしまう。
一方のアストロズ先発のヘイデン・ウェスネスキは2失点のみで好調パドレス打線を抑え、2番手テイラー・スコットも無失点で繋いだ。打線は7回、二死1・2塁のチャンスを作り、2番イサーク・パレイデスがしぶといテキサスヒットで勝ち越しのタイムリー。リードを手にしたアストロズは勝利の方程式を担うブライアン・アブレイユとジョシュ・ヘイダーを投入してそのまま逃げ切った。
終盤の逆転劇でアストロズは連勝し、パドレスとのシリーズ勝ち越しを決めた。今日は先発のウェスネスキ、同点弾のウォーカー、勝ち越しタイムリーのパレイデスと新加入選手の活躍が目立った。アストロズは今日の勝利で10勝10敗となり、借金を完済。一方のパドレスはMLB最速で15勝に到達したものの、アストロズに連敗を喫して足踏み。それでもドジャースもサヨナラ負けを喫したため、ナ・リーグ西地区首位の座をキープしている。