ヤンキース・フリードが開幕4連勝! 8回途中無失点の快投
2025.4.21 08:00 Monday
【ヤンキース4-0レイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド
日本時間4月21日、ヤンキースは敵地ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでのレイズ4連戦の最終戦を迎え、4対0で勝利。同地区対決4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。ヤンキース先発のマックス・フリードが8回途中2安打無失点の快投で開幕4連勝を飾り、2番手のフェルナンド・クルーズは2セーブ目を記録。レイズ先発のライアン・ペピオは6回6安打3失点の力投も3敗目(1勝)を喫した。
ヤンキース先発のフリードは巧みな投球術で立ち上がりからレイズ打線を翻弄。8回裏先頭のジェイク・マンガムのセンター前ヒットを許すまで、レイズ打線にクリーンヒットを1本も打たれなかった。6回裏一死からのチャンドラー・シンプソンの出塁が失策から内野安打に変更されたため、記録上は6回途中でノーヒッターが終了していたことになるが、今季最長となる7回2/3を投げ、2安打無失点の快投。メジャー単独トップとなる4勝目を手にした。
ヤンキース打線はトレント・グリシャムの6号先頭打者アーチで先制すると、3回表一死1・3塁からコディ・ベリンジャーの内野ゴロの間に2点目。6回表にはベリンジャーが2号ソロを放ち、快投を続けるフリードを援護した。3点リードの9回表にはオースティン・ウェルズがダメ押しの4号ソロ。効率よく得点を奪い、4対0でレイズを破った。
試合後、フリードは「(記録の変更には)気付いていなかった。スコアボードを見たらヒットが2本になっていたから察した」とコメント。「でも勝てたから嬉しいよ」とチームが勝利したことに満足した様子だった。
主将アーロン・ジャッジも「マックスは細かいことを気にしていないと思う。彼が考えているのはチームを助けること、勝利に貢献することだけだ。素晴らしいピッチングをしてくれた」と語り、メジャートップの4勝目を挙げた左腕を称えていた。