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菊池6回途中1失点もまた勝てず エンゼルスはサヨナラ勝ち

2025.4.21 08:23 Monday

【ジャイアンツ4-5xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

 日本時間4月21日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのジャイアンツ3連戦の最終戦を迎え、9回裏に一挙4点を奪って5対4で逆転サヨナラ勝ち。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エンゼルス4番手のマイケル・ダレル=ヒックスが記念すべきメジャー初勝利をマーク。ジャイアンツ4番手のライアン・ウォーカーは3点のリードを守れず、今季初黒星(0勝)を喫した。

 ジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)と菊池雄星(エンゼルス)の投げ合いとなった一戦は、両投手ともピンチを作りながらも得点を与えず、4回終了時点で0対0。5回表、ジャイアンツはウィリー・アダメスのタイムリーで先制したが、直後の5回裏、エンゼルスは2日前に故障者リストから復帰したばかりのザック・ネトが1号ソロを放ち、1対1の同点に追いついた。

 エンゼルスの菊池は6回途中に球数が102球に達したところで降板。5回1/3を投げて被安打5、奪三振6、与四球4、失点1(自責点0)という力投を見せたが、今季5度目の先発でも初勝利を挙げることはできなかった(防御率3.38)。エンゼルスは菊池降板直後にサム・ハフの1号2ランで勝ち越され、8回表にはアダメスのタイムリーで追加点を献上。1対4と3点を追う展開になった。

 9回裏、エンゼルスは無死1・2塁のチャンスでノーラン・シャニュエルが見逃し三振に倒れたものの、ローガン・オホッピーがヒットでつなぎ、満塁のチャンスに。まずネトの押し出し死球で2点差となり、さらにジョー・アデルがレフト線への二塁打を放ち、3人の走者が一気に生還。5対4で逆転サヨナラ勝ちを収め、菊池が登板した試合では5戦目にしてようやく今季初勝利となった。


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