マリナーズ快勝で貯金2 ローリーがメジャー最多に並ぶ9号
2025.4.21 09:50 Monday
【マリナーズ8-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間4月21日、マリナーズは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ3連戦の最終戦を迎え、8対3で快勝。初戦を落としたあとに連勝し、3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは5回10安打3失点と粘り強いピッチングを見せ、2勝目(2敗)をマーク。ブルージェイズ先発のイーストン・ルーカスは2回途中7安打6失点でノックアウトされ、2敗目(2勝)を喫した。
マリナーズはディラン・ムーアが5号先頭打者アーチを放つと、フリオ・ロドリゲスの二塁打のあとにカル・ローリーの9号2ランが飛び出し、あっという間に3点を先制。ローリーは直近9試合で7本目の一発となり、本塁打王争いでタイラー・ソダーストロム(アスレチックス)と並んでメジャートップに立った。
2回表はランディ・アロザレーナとミッチ・ガーバーの連続タイムリーで3点を追加し、ブルージェイズ先発のルーカスをノックアウト。2回裏にタイラー・ハイネマンとボー・ビシェットのタイムリーで2点、3回裏にはネイサン・ルークスの犠飛で1点を返されたが、3点リードで迎えた7回表にラウディ・テレズが勝利を決定づける4号2ランを放ち、8対3でブルージェイズを破った。
開幕12試合で4勝8敗とスタートダッシュに失敗した今季のマリナーズだが、直近10試合では8勝2敗と好調。シーズン通算成績は12勝10敗の貯金2となった。このなかには延長戦を制した2試合も含まれており、アロザレーナは「終盤までリードを許していた試合もあったが、それでも僕たちは勝つことができた」と粘り強く戦うことができていることをチームの好調の要因として挙げている。