ブリュワーズ大勝 初回６盗塁含む球団新記録の１試合９盗塁
2025.4.21 10:40 Monday
【アスレチックス１－14ブリュワーズ】＠アメリカンファミリー・フィールド
日本時間４月21日、ブリュワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドでのアスレチックス３連戦の最終戦を迎え、14対１で大勝。３連戦を２勝１敗の勝ち越しで終え、貯金２となった。ブリュワーズ先発のローガン・ヘンダーソンはメジャーデビュー戦で６回３安打１失点の好投を見せ、メジャー初勝利をマーク。２番手のタイラー・アレクサンダーが３回１安打無失点でメジャー初セーブを挙げ、アスレチックス先発のジェフリー・スプリングスは３回途中５安打６失点（自責点４）で２敗目（３勝）を喫した。
ブリュワーズが機動力でアスレチックスのバッテリーを翻弄し、大勝を収めた。１回裏、ブリュワーズは先頭のブライス・トゥラングがヒットで出塁して二盗に成功。一死１・２塁となったあと、トゥラングとクリスチャン・イェリッチが重盗を敢行し、捕手シェイ・ランゲリアーズの悪送球を誘って１点を先制した。一死１・３塁となってリース・ホスキンスのタイムリーで２点目を奪い、今度はウィリアム・コントレラスとホスキンスが重盗に成功。ボークで３点目を奪うと、一死１・３塁からサル・フリーリックが二盗を決め、捕手ランゲリアーズの送球ミスも重なって４対０となった。１イニング６盗塁は球団新記録であり、地区制が導入された1969年以降ではメジャー初。初回からブリュワーズが見事な「足攻」を見せた。
２回裏、ブリュワーズはトゥラングが二盗を決めてチャンスを作り、ジャクソン・チューリオのタイムリー二塁打で１点を追加。３回裏にはホスキンスが３号ソロを放ち、フリーリックは球団タイ記録となるチーム８個目の盗塁に成功した。４回裏には新人ケイレブ・ダービンがメジャー初盗塁を決め、１試合９盗塁の球団新記録に。イェリッチがタイムリー二塁打でダービンを迎え入れ、アスレチックスの守備のミスもあり、８対０と大きくリードした。
先発のヘンダーソンは５回表一死からセス・ブラウンに１号ソロを浴びたが、６回３安打１失点の好投。ブリュワーズは６回裏にコントレラスのタイムリーで１点、７回裏にもホスキンスのタイムリーなどで一挙５点を追加し、14対１でアスレチックスを破った。
試合後、ブリュワーズのパット・マーフィー監督は球団新記録の１試合９盗塁について「これは我々が勝つための１つの方法だ」とコメント。「ヒットを打ち、四球を選び、盗塁を決める。盗塁のプレッシャーを与えることで打者は甘い球を待つことができる。そうやって相手を打ち負かしていくんだ」と機動力を発揮した選手たちを称えた。
最新ニュース
